NO MORE 介護離職!!

介護について考える理学療法士のブログ

自分で人生の選択をするために

どもども、わっさんです。

 

今日も介護お疲れ様です。

 

4月になると新社会人が入ってきたり

異動があったりして

歓迎会も多い時期ですよね。

 

しかし、せっかくの同僚や友人からのお誘いにも

 

「介護があるから…また誘ってね、、、」

 

と断ってしまうこともあるのではないでしょうか??

 

そんなこころ優しいあなたは

今日も羽を伸ばしたい気持ちを

グッとこらえて

介護に向き合っているはずです。

 

でも…たまには

パーっと飲みにいきたくなることもありますよね? 

 

世の中の介護をしている方々は

一生懸命で、本当に頭が下がります。

 

日本人の気質もあるのかもしれませんが
「責任感が強い」ように感じます。

 

いや、むしろ強すぎる傾向があるのではないでしょうか?

 

そこで今日は

自分の状態を客観的にみることによって

「自分の人生を選択しよう」

という内容でお届けします。

 

【目次】
1、主観と客観の違い
2、家族という呪縛
3、客観視するためのメタ認知能力
4、メタ認知能力が高まると
5、まとめ


1、主観と客観の違い


まずは言葉の定義です。

 

主観:その人ひとりのものの見方

客観:当事者ではなく、第三者の立場から観察し、考えること

参照:goo辞書

 

とあります。

 

昔から「三人寄れば文殊の知恵」

というように 、一人だけの視点ではなく

様々な意見を持ち寄ることを

大切にされてきたことがわかりますね。

 

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しかし実際の介護場面では

介護者が一人きりになってしまうことが

とても多いです。

 

場合によってはホームヘルパー

看護師が訪問があるかもしれませんが、

介護をしている方にとっては

今までやってきたことが

「当たり前」

になってしまいがちです。

 

さらに

人によって介護にかかる負担や時間は異なりますが

毎日それを続けていることで

最初は大変だった介護も慣れてきて

違和感がなくなっていきます。

 

よくもわるくも

どんどん主観的な割合が増えてくるということになります。

 

2、家族という呪縛

 

その結果、

オムツを替え、

食事を準備し

風呂の介添えもする

 

そうだ!!

買い物にも行かなくちゃ

 

あっという間に介護だけで

1日が過ぎさっていきます。

 

いろいろなお宅に訪問して感じるのが

「介護疲れ」

にはなかなか気がつかない

 

ということです。

 

毎日のことだから、この位の疲れが

「当たり前」 

になってしまうのです。

 

自分のことは後回しになってしまい

「あれ…最後に美容室に行ったのはいつだっけ、、、」

と鏡をみて我に戻ったことはありませんか?

 

加えて親だから、

もしくは配偶者だからという

理由で家族は毎日毎日

朝から晩まで介護に向き合っています。

 

会社員と違って定時なんてありません。

真夜中に「おーーい!!」

と叫ばれればトイレに連れていかなければなりません。

 

そんな家族は

「自分がささえなくちゃ」

という責任感がとても強いです。

 

恋は盲目

といいますが、

 

 現代の日本には

「介護は盲目」

 

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という言葉があってもいいと

思います。

 

それぐらいみなさん「介護」を背負いこんでしまっている

ように感じます。

 

いま社会で叫ばれている

働き方改革」に通じるものがあるのではないでしょうか??

 

 

「働」と言う字は

「人」が「動」と書きます。

 

家族を支えるために

みんな必死で働きながらも介護をしています。

 

給与の有る無しに関わらず、

家庭での介護も働くことに含めて考えなくてはいけません。

 

定時もなく、夜な夜なトイレに行くたびに起こされる

生活を想像したことがありますか?

 

子育てのように成長すれば夜泣きが収まるのとは訳が違います。

 

そんな大変な思いをしている

あなたに必要なのことがメタ認知を身に付けることです!

 

3、客観視するためのメタ認知能力

なぜ私がこんなネガティブキャンペーンをするかというと

それはただ一つ

 

「共倒れ」を防ぐためです!

 

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あなたが倒れたら、

変わりに介護してくれる人がいますか?

 

家族は最後まで家にいたいにも関わらず

それが叶わなくなってしまいます。

 

そこで今回

お伝えしたかったのが

メタ認知

というキーワードです。

 

認知という言葉は

 

認知症という言葉から

イメージしやすいと思います。

 

「メタ」という言葉の意味は

 

メタ(meta-)とは、「高次な-」「超-」「-間の」「-を含んだ」

「-の後ろの」等の意味の接頭語ギリシア語から。

引用:Wikipedia

 

と言うことは、高次の認知、超認知

となるわけです!!

 

え??

 

意味がわからない??

 

そうですよね!笑

 

もう少し噛み砕くと

 

認知というのは

自分一人の中での考えです。

 

イメージとしては、そこから幽体離脱して

自分の頭の中を覗き込むわけです。

全体を俯瞰してるような感じですね。

 

あぁ〜自分はいまこんなことを考えているんだな〜

って。

 

これってどういうことかというと、

ひとり脳内会議みたいなものです。

 

なので、主観的なんだけど、もう一人の自分が

どんな風に考えているのかをモニタリングしてくれているような

イメージ。

 

非常に抽象的ですが

メタ認知能力があがることによって

 

視野が広がり、選択肢が増える

 

ということです。

 

4、メタ認知能力が高まると

 

一つの考え方にこだわらずに

柔軟な考え方ができるようになります。

 

その結果、選択肢が増えるということにつながります。

 

介護に置き換えると

 

自分で全てやらなくてはいけない

という固定概念から

 

代替手段を検討する

という段階に進むことができるようになります。

 

例えば、毎日家で介護している方でしたら

 

・ヘルパーさんに手伝ってもらう

・デイサービスに通ってもらう

 

これだけでも、あなたの身体的・心理的負担は大きく解消されるはずです。

※上記のサービスを利用するためには介護保険の申請が必要となり、状態に応じた適正なサービスの提供が基本となるため、個別性が高いです。

 

少し話が脱線しますが

 

最近

エッセンシャル思考という本を読みました。

 その中で

一番重要なことを選ぶためには

まずは様々な可能性を模索することが大切

 

と書いてありました。

 

多くの人はあまりよく考えずに

とにかく「やる」ということを選択してしまいます。

これが非エッセンシャル思考

 

時間・体力という資源は限られているのにも

関わらず、自分の限界まで物事を詰め込んでしまう。

 

例えるなら

コップに水をなみなみまでついでしまい

いまにも溢れ出してしまいそうな状態です。

 

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コップの水が溢れ出してしまう前に

自分自身の状態を客観的にとらえることが

結果として

健全な介護を続けることに

つながります。

 

まとめ

 

今回は毎日の介護に追われているあなたへ

客観的になることの重要性をお伝えしてきました。

 

スポーツ選手のように毎日ストイックに介護に取り組めれば良いですが

介護は毎日のことで生活の一部です。

 

そしてなによりも

介護している方の健康ありきです

 

共倒れにならないためにも

客観的に考える力

すなわち「メタ認知能力」を高めて

いきましょう。

 

具体的な方法についてはまた詳しく

記事にしたいと思います!!

 

明日の介護に少しだけ前向きに

なれるよう。

 

あなたの心と体に

ほんの少しのゆとりが

保てるよう。

 

陰ながら支えになれるような

ブログにしていきたいと

思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまにはボッーーする時間が必要な理由

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どもども、わっさんです。
 
毎日の介護お疲れ様です。
 
今日はボーッとすること
のメリットについて
 
ゆるーく語っていきます。
 
1、現代は情報過多社会
現代社会はインターネットの発達によって
いつでも、どこでもすぐに
欲しい情報が手に入るようになりました。
 
電車で周りを見回せば老若男女、子供からお年寄りまで
小さな画面を見つめています。
 
 
美味しいレストランを調べたり
ゲームをしたり
ラインをしたり
電車の乗り換えを調べたり
 
常に情報にさらされている状態です。

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そんなあなたに質問です。
 
最近、ボーッとしたのは
いつだが思い出せますか?
 
家に帰ると同時に
テレビのリモコンに手を伸ばし
電源ボタンを押すことが
習慣になってないですか?
 
普段なんとなく見ているテレビも
・音
・光
・文字
 
様々刺激が発せられており
私たちを知らず知らずに
その刺激を受け取ってしまっています。
 
2、情報のシャワーを浴び続ける五感
 
人間には五感
・視覚
・聴覚
・嗅覚
・味覚
・触覚
 
が備わっています。
 
この中でわたちたちが
もっとも大きな割合を占めているのが
 
視覚情報
 
です。
 
書店に行くと
「見た目が〇〇」とか
「これでモテる!コーディネート術」
みたいな本がとても多いですよね。
 
それだけ人間は視覚に頼って生きています。
 
街を歩けば、さまざまな広告や看板があるし
すれ違う人が素敵な人なら無意識のうちに
目で追ってしまいます。
 

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3、デフォルトネットワークを利用しよう
 
デフォルトネットワーク
とはなんだ??
 
初めてこの単語を聞いた人も
多いのではないでしょうか?
 
 
なんらかの思考や関心や注意を伴わない、ぼんやりと安静状態にあるが示す神経活動。脳の血流量の変化を可視化するfMRIを用いると、何もしない安静時にのみ、活動が活発になる脳の領域が複数存在し、互いに同期することが明らかになった。この活動はデフォルトモードネットワークとよばれ、自己認識、見当識、および記憶に関わる基本的な役割があると考えられている。
 
最近ではNHKなどにも取り上げられることが
多くなってきています。
 
めっちゃ簡単に言うと…
 
ボーッとしている時にしか
働かない脳の中の仕組みがあるよ!!
 
ってことなんです。
 
つまり、人間の五感の情報量を少なくすることで
脳はそれを受け取ることに反応する
仕事をしなくて済むわけです。
 

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そうして脳がアイドリング状態
になったいる時に脳のいろいろな部分がつながり合うことで
アイディアがひらめいたりすると言われています。
 
4、どこでボーッとするかが大事
 
ただただボーッとするだけでは
あまり効果はありません。
 
 
おすすめのスポットはズバリ
 
・森や山などの自然の中です!
鳥のさえずりや川の水が流れる音
風で木々の葉が擦れ合う音
 
こんな自然の音に意識を向けながら
そっと目をつぶって見てください。
 
新緑のいまの季節なら
それだけですごいリフレッシュになるはずです。
 
「そんなこと言ったって、介護もあるし、そんな時間は取れないわ…」
と呟いた、そこのあなた!!
 
今日はお風呂に浸かって
ゆっくりと深呼吸を10回してみてください。
 
その時に意識することは
鼻から吸った空気が胸に入り
肋骨を押し広げ、その空気が体の隅々まで
行き渡り、口から出ていく。
 
呼吸して体に入る空気が入れ替わるごとに
今日1日の疲れが出ていくようなイメージでおこなうと
なお効果的です。

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5、まとめ
・私たちは毎日ないろいろな情報に
さらされ脳が疲れている
 
・脳の疲れを取るためには
ボーッとすることがオススメ
 
・ボーッとする場所は
騒がしい場所や人混みはNG
 
森のなかやお風呂など、リラックスできる場所を
選ぶと効果的
 
ということをお話しました。
 
介護は体の負担だけではなく
心の疲れも積み重なっていきます。
 
 「今日は少し疲れちゃったな」
と思った時には是非、ボーッとしてみてください。
 
今日もブログをお読みいただきありがとうございました!!
 

親子で買いもの物語〜ねぇ、久しぶりに買い物にいかない?〜

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どもども、わっさんです。

今はインターネットの普及によって
ワンクリックでなんでも買えちゃう時代です。

ペッドボトルからお米まで

なんでも玄関まで持ってきてくれます。

 

しかし読者のあなたは一昔前まで家族で
近所の八百屋さんや魚屋さんへ

買い物に行っていましたよね?

 

あれ…

最後に一緒に買い物に出かけたのはいつだったろう??

いつもは介護が必要な家族と
一緒に買い物に出かけることが

どんなに素晴らしいか
リハビリテーションの視点から
おはなしします。

「心構え」
大事なことなので最初にお伝えします。

今日は親と久しぶりの買い物
少しぐらい予定がずれても
疲れちゃって帰ってきたとしても
決して「出来なかったレッテル」
を貼らないでください。

気長にお出かけを楽しむくらいの気持ちでいきましょう。
高齢者は出来なかったことや失敗に対して
とても敏感になりやすく、
その失敗自体が「喪失体験」
→こんなこともできなくなっちゃったのね…
という負の体験になりやすいからです。

 

まず、買い物という一連の
流れに至るまでにどんなことを
しているのかを分けて考えていきましょう。

これから、お伝えする流れはあくまでも
理想形なので、途中でできないことが
ありそうな場合には、フォローしてあげることを
お忘れなく!!

大事なことは買い物に行くことで
「家から出るきっかけを作ること」なんです!!!

 

1、お出かけ前の身支度
→やるならとことんやりましょう。
すっぴんで出かけるなんで勿体ない!!
女性なら髪をセットして、薄く口紅を塗ってもいいですね。
お母さんのお気に入りの洋服を出してあげましょう。
男性ならヒゲを剃って、髪の毛もピシッと決めていきましょう!

鏡を見たり、身だしなみを気にすることは
他人と交流することが少なくなった
高齢者に「他人の目」を意識させる大切なポイントです。

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2、忘れ物がないか声をかける
バックにお財布、鍵、ティッシュ、ハンカチ、携帯電話を詰め込みます!

買い物に行くだけでも準備しなくちゃいけないものはたくさんあります。

外出に必要なものを短時間で揃えることができるか
→何がどこにあるか、普段から整理整頓、ものの置き場所を
把握しているかの確認ができます!

 

 

3、家の戸締りや電気ガスのチェック
久しぶりの外出となると、今まではちゃんと自分で確認していたことも
家族任せになってしまいます。
ここであえて「ごめんー、裏口の鍵が開けっ放しにしてたかもー
、ちょっと見てきてー」
などということで、忘れかけていた防犯意識を高めましょう!

 

4、献立を考える
いつも食事を作ってもらっていたり、宅配弁当で済ませていると
献立を考えるのも一苦労かもしれません。

そんな時はあなたが小さい頃によく作ってもらっていた
「母の味」をリクエストすると良いかもしれません。
人間は手続き記憶に関しては長い間覚えられると言われているため
、よく作っていたものなら大きな失敗をする可能性が低いです。
※手続き記憶とは:

自転車に乗ったり、楽器を演奏するなど反復することで

体で覚えている記憶のことです。


5、買い物をする
今日の献立を考えつつ

季節の野菜や旬の魚などの話をしながら
売り場をゆっくりと回ってみてください。

 

もしもスーパーに行くまでに疲れてしまった場合には
イートインスペースで休憩したり、
カフェで一息ついてからお買い物するといいですね。

 

6、食材探し
今のスーパーは品揃えが豊富なので
お目当のものを探すのが大変かもしれません。

そんな時には、天井からぶら下がっている
看板に注目してもらいましょう。

まずは大きなカテゴリーの棚に向かうことで
こちらが誘導しなくても自分でお目当のものを見つけることができます。

 

7、会計
ここはあえて「お財布」を渡してください。

お釣りがあっているか、小銭を使おうとしていたかなど
見るべき視点は盛りだくさんです。

※最近では「セルフレジ」なるものが
誕生していますが、そこはあえて有人のレジでお支払いをしてください。

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8、帰宅後
ご家族は久しぶりに買い物に出かけて
すごく疲れてしまったかもしれません
荷物を冷蔵庫に入れて、一休みしましょう。
水分補給も忘れずに。

その後で、気力・体力が余っていたら、
久しぶりに親子で台所に
立ってみましょう。

おそらくあなたはなんとも不思議な気持ちになるはずです。
むかし台所で手伝いしたことを思い出したのではないでしょうか??

今も親と子という関係に変わりはありません。
親は歳をとって、私も大人になった。
今も親子で料理をすることになんら変わりはないですよね。
童心に戻れる良い機会です。

 

9、一緒にご飯を食べよう
もしあなたにお子さんがいるのであれば
一緒に食卓を囲みましょう。

テレビを消して、今日の出来事を
みんなに話しながら
親御さんが一生懸命料理をしてくれたことを
みんなで喜んであげましょう。

 

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10、最後に
みんな誰しも「役割」をもっています。
それは年代ごとに変わり、
誰かの子供であり、兄弟・姉妹であり
そのうち誰かの恋人になり、誰かの配偶者になり
親になる。
そしてずーっと家族を支えてくれてきた
はずです。
今は、あなたや周りの人に
「介護をされる人」
になっていると思い込んでしまっているかもしれません。

 

しかし、今日の買い物に出かけることで
「まだ自分にもできることがある」
という自信を取り戻す
良いきっかけになるのではないでしょうか。

 

週末天気が良ければ

ご家族を買い物に誘ってみてください♪

 

最後までお読みいただきありがとうございます!!

 

 

毎日の介護に疲れてるあなたにおすすめ!〜フェルデンクライス・メソッドを紹介するよ〜

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どもども、わっさんです!


毎日の介護、本当にお疲れ様です。

 

今日は疲れの解決方法について

お話ししていきます。

 

目次
1、疲れの感じ方
2、フェルデンクライス・メソッドってなんだ?
3、フェルデンクライス・メソッドを体験してみよう!
4、フェルデンクライス・メソッドのメリット
5、まとめ

 

続きを読む

介護しているあなたに必要な自由な時間

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どもども、わっさんです。

 

毎日の介護、ほんとうにおつかれさまです。

 

介護は毎日のことで、

いつも同じような生活をしていると

いつの間にかストレスがたまります。

 

たまには

友達と美味しいご飯を食べに出かけたり、


おしゃれをして買い物にいったり


リフレッシュしたくなることもありますよね。

 

でもそんな時に頭をよぎるのは
介護している、あの人のこと。

 

もしも出かけている間に、家で転んでしまったり、


一人で出かけて

帰り道がわからなくなってたら

どうしよう…

 

真面目で、責任感の強いあなたは

なるべく家にいて

大切な人をいつも見守っているのではないでしょうか。

 

今回はあなたが自由な時間を作る前に

考えなくてはいけないことと

その具体的な内容について

お話しします。

 

基本的には前回の記事のとおり

 

wa3blog.hatenablog.com

 

「身の回りのことを一人でできる」 

ことがとても大事になります。

 

 

人間には「生理的欲求」と言われる

 

・食事欲
・排泄欲
・睡眠欲

 

などの人が生命を維持するために

必要な欲求が備わっています。

 


なのでこれらの欲求は基本的には

我慢できません。

 

もし無理に我慢した場合、

脳からから全身へ危険信号が送られ、

 

・お腹が鳴ったり


・トイレに行きたくなったり

 

・あくびが出たり

 

これは体からの重要なメッセージです!

 

ということは…

 

生理的欲求に対して

 

なんらかしらの準備ができていれば

 

安心して介護者のあなたはでかけることが

できるのではないでしょうか?


介護している方が安全に留守番できれば


あなたは自由な時間を

手に入れることができます。

 

 具体的な方法としては

 

お腹がすいたとき


→火を使うのは火事や火傷のもと!
パン、サンドイッチ、おにぎりや

お弁当などを準備しておく

 

トイレに行きたい

尿器やポータブルトイレ

(大人用の簡易式トイレ)

をベッドのそばにおく

 

眠い

→お布団を敷いておく

 

 

などの準備をすることで

 

あなたの心配事もちょっとだけ

少なくなる

のではないでしょうか?

 

大事なことは

 

いつも頑張っているあなたが倒れてしまったら

 

共倒れになる!!!

 

ということです。

 

最近のニュースでは

 

老老介護とか


介護を苦にした自殺や殺人など


悲惨なニュースばかりとりあげられますが


ほんのすこしの時間でも


いつもの「介護している私」を忘れて

 

自分のためだけの時間

過ごすことができていたら

 

こんなに悲しい結末にならずに

済んだのかもしれません。

 

 

人間はずっと無理をできるよう

にはできていません。

 

だから毎日、

寝なくちゃいけないし、

食べなくちゃいけない。

 

でもそれだけだと

最低限の生理的欲求が

みたされるだけです。

 

 

本当は…
やりたいこと
行きたいとこ
見たいもの
話したい人

 

があるんだ!!!

 

という自分の内なる声に

ちゃんと耳を傾けて
あげることが大切です。

 


まとめると


人間として我慢できない
生理的欲求に対して準備ができれば
あなたは自由な時間を過ごせる!!

ということです。

 

そのほかの具体的な方法も
どんどん記事にしていきます。

 

乞うご期待!!

 

介護が必要となるたった1つの理由

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どもども、わっさんです。


あなたはなぜ大切な人に

介護が必要となってしまうか
しってますか?


今回は介護が必要となる

理由についてはなします。

 

 

結論からいうと……

 


身の回りのことが一人でできなくなるから!!


はい。これです。もうこれに尽きます。


病気やケガによって身の回りのことができなくなってしまう


すなわち


介護が必要!!


ということです。

 


なので原因はたくさん考えられます。

 

足の骨を折って歩けなくなれば、トイレに行けません。

 

認知症になって、スーパーで買いたいものを

忘れてしまったら料理ができません。

 

例を挙げればきりがないです。

なかでも大変なのが、

 

 

脳卒中

 

 

テレビ番組でも健康に関する話題がふえているので


いちどは聞いたことがありますよね。

 


人によってはぜんぜん後遺症がなくて、

 

いままでと同じように生活ができる方もいますが、


脳のダメージの受け方によっては

さまざまな後遺症がでます。


その中でも多いのが、

 

「運動麻痺」

 

といわれる症状。

 

ざっくりいうと脳から手足に出る指令が

きちんといきとどかない状態のことをいいます。

 

 

人によっては「半身不随」といって


体の片側が不自由となってしまい


思い通りに力が入らなくなってしまったり、


手足がこわばってぎこちない動きになる

 

などの症状があります。


こういった症状がある場合には


今まで当たりまえにおこなっていた、

 

・歩くこと
・食べること

 

が1人でできなくなってしまいます。

 

あまりイメージできない場合には


利き手と同じ側の足が全く使えない

生活を想像してみてください。

 

 

立つ時にはほとんど片足です。

 

その場ですぐに立てますか?

 

喉が渇いてペッドボトルを買いました。

 

片手だけでふたを開けられますか?

 

ほんの些細なことでも運動麻痺があると

 

一人でできなくなってしまいます。

 

 

脳卒中になった直後には病院で

集中的なリハビリテーションにはげみます。

 

その結果、自分の身の回りのことが

 

一人でできるようになる

 

 

かたもたくさんいます。

 

 

その一方で、なんかしらのお手伝いが必要に
なってしまうかたも少なくありません。

 

 

そうするとトイレに行くときに脇を支えたり、

食事の準備をする介護が必要になるわけです。

 

 

脳卒中になった方は


『自分の身の回りのことができる』

ことを目標にリハビリテーション

 

取り組みます。

 

 

つまり、たとえ介護が必要になると言われている


脳卒中」になったとしても


身の回りのことが自分でできれば

 

 

介護は必要ありません!!

 

 

最後に大切なので繰り返します。

 

介護が必要となる理由は…

 

身の回りのことが一人でできないから

 

 

この問題を解決することがなによりも大事になります!!

 

 

 

 

NO MORE 介護離職 ブログ開設!!

はじめまして。

 

このブログをご覧のあなたは

 

いつか自分の親に介護が必要になる…

 

配偶者が認知症と診断された…

 

そんな漠然とした未来の介護に対する不安を抱えているのではないでしょうか?

 

日本の平均寿命はどんどん伸びて

現在なんと

 

女性は87歳

男性は80歳 

 

どんどん高齢化してきています。

 

スーパーにはカートを歩行器がわりに使っている方、

 

接骨院には杖をついた方が開店前から行列をなしています。

 

それだけ日本は高齢者が多いんです。

 

私が仕事で関わる利用者さんは女性であれば

90歳を超えていることは決して珍しくありません。

 

つまりそうやって外出している方々も

ちょっとしたことがきっかけて介護が必要になる時がくるときがきます。

 

それは肺炎かもしれないし、骨折や脳卒中かもしれません。

もし身近な人がそうなった時に、

 

自分の仕事はこのまま続けられるのか…

 

家で介護をするのか、それとも施設に入れるほうがいいのか…

 

悩みは尽きません。

 

 

しかし!!

親の介護なんてみんな初めてでみんなが初心者です。

 

読者の皆さんより少しだけ、介護の現場を知っているので

その時に感じたこと、気づいたこと、伝えたいこと、心がけること

少しでもお役に立てることを発信していきます。

 

漠然とした不安や心配を抱えているプレ介護者から現在も介護に奮闘している方々の心の支えとなるようなブログを目指します。

 

このブログのタイトルや介護離職に対する考え方、私自身のことについてはブログで随時紹介していきますのでお楽しみに♪

 

「継続は力なり」という言葉を忘れずにコツコツ更新していきます。

 

これは介護も同じです。毎日のことだから無理せずコツコツと。